上高地に一番近い温泉集落「平湯温泉」は、上高地や乗鞍岳(乗鞍高原)、奥穂高を中心とした北アルプスアタックにも最適な場所です。
初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせて登山やトレッキングが楽しめるのも魅力のひとつです。数多くの花々が芽吹く春やどこまでも紅く染まる紅葉の時期は、また格別の美しさがあります。

北アルプスの美しい山々に囲まれた標高約1500ｍの山岳景勝地「上高地」。 日本の貴重な「風景の財産」として、特別名勝・特別天然記念物にも指定されています。その美しさゆえに昔から多くの文人や画家達を魅了してきました。 北アルプスへの登山の基点ともなっています。
【公式ウェブサイト】http://www.kamikochi.or.jp/

穂高岳

飛騨山脈にある標高3190ｍの山「穂高岳」は 日本百名山に選定された日本第三位の高峰。 北は大キレットの峻険な登降を経て、槍ヶ岳に連なっています。南は奥穂高岳より西穂高岳に至る痩せ尾根を経て、焼岳へ。奥穂高岳より吊り尾根を経て、前穂高岳に至り、カールを下れば、上高地河童橋に至ります。 登頂の先に見えるのは、息を飲む美しい風景です。

乗鞍岳

岐阜県と長野県を跨ぐ北アルプスの南端に位置し、標高3026mの剣ヶ峰を主峰に 23の山々の総称として呼ばれています。飛騨川の高山市街地などから大きな山容を望む事ができ、昔から親しまれてきた山です。山頂付近には、火口湖と堰止湖があり、 珍しい高山植物なども見る事もできます。今は頂上付近まで、乗鞍スカイラインや 乗鞍エコーラインが通り、バスやタクシー（マイカー規制のため）で、 素晴らしい雄大な景観を見ることができます。

河童橋

梓川に架かる河童橋は、上高地を象徴する、カラマツ製の吊り橋です。橋の上から眺める穂高岳は、季節を問わず美しく、人気のスポットとなっています。橋の名前の由来は諸説あり、河童が住んでいそうな深い淵があったからという説や、橋がなかった頃、着物を頭に乗せて川を渡る人々の姿が河童に似ていたからという説などがあります。

大正池

大正4年6月6日の午前、焼岳が大噴火をおこし、泥流により梓川が堰き止められて、突然出来た池です。水没した林は、立ち枯れの木となり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。エメラルド色の美し水面は、雄大な穂高連峰を映し出しており、訪れる人の心を魅了しています。

梓川

槍ヶ岳などの名峰が生み出す、清らかな水が魅力的な川です。河童橋から明神池まで整備されている遊歩道沿いに、その美しい川の流れを見ることが出来ます。その昔、川の上流は梓の木の産地であり、梓弓の材料として、朝廷にも献上されていたことから、この名が付きました。